水滴内で2度反射して出てくる光の集合体が副虹である。 その反射の際、光が幾らか外へ逃げるため主虹よりも淡くなる。 対日点を中心とした視半径51〜53度の七色の円弧として認められる。 水滴内での光の経路が主虹と反対向きとなるため、色の順序も逆になる。 主虹と併せてダブルレインボーと呼ぶ。 また、主虹と副虹の間は周りに比べて暗くなっている。 これはこの領域に当たった太陽光が観測者の方向へ戻って来ないためで、アレキサンダーの暗帯と呼ばれる。
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