2007年7月9日夕刻、
琉球大学で観察された特殊な暈現象について


2007年7月9日16時から17時30分にかけて、琉球大学上空に特殊な暈現象が出現した。


 トイレに行ったとき、私はいつもの癖で窓から空を眺めた。すると、太陽の上方に暈の一部が見えたので、急いでカメラを持って外に出た。暈は太陽の上方と左右にひときわ濃い部分があり、雲の合間に見え隠れしていた。そのときは、上部タンジェントアークと左右の幻日だろうと思っていた。しかし、やがて太陽周辺にかかっていた雲が去ったとき、私の推測が間違っていたことに気付いた。

16:17


 太陽上方の暈と、太陽の左右の暈とで、半径が異なっているではないか!私はこのようなものを見たことがなかったので状況を理解するのに少々時間を要したが、すぐに冷静になり、観察を始めた。
 まず、カメラの画角から判断すると、左右のはっきりした部分は普通の幻日ではないようだ。すると、上にかぶさっているのは普通の内暈+上部タンジェントアークか。太陽の周りに白い小さな暈も見えるが、「10度の暈」とかあったような気が・・・。

16:44


 30分後、太陽上部の暈が広がり、暈が3重になった。また、うっすらと太陽柱も見えていた。よく見ると、小さな暈の上端と下端の光が強い。また、内暈?の4時と8時の方向で幅が広がり、そのだけはっきり見えていた。なにか意味があるのだろうか。

天空博物館を運営する綾塚さんに鑑定していただいたところ、
 ・9度のハロ→一番小さな暈
 ・9度のタンジェントアーク→上端・下端の部分
 ・18度の幻日→太陽の左右のはっきりした部分
 ・18度のハロ→18度の幻日から上下に薄く伸びている
 ・20度のハロ→太陽の上部にうっすらと確認できる
 ・22度のハロ→下の画像で8時〜10時の方向で薄く確認できる
 ・23度のプレートアーク→太陽の上部のはっきりした部分
 ・23度のハロ→23度のプレートアークから左右に伸びている
 ・24度のプレートアーク→太陽の4時と8時の方向のはっきりした部分
が見えているという。そして、これらの暈は「ピラミッド型の氷晶」によって現れたものらしい。
→綾塚さんとの対談内容(mixiからコピペ)

HaloSimによるシミュレーション


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